【エピソード】
こんにちは。cocopapaです。
今週は天気が崩れる日が多いみたいですね。。。雨、嫌いです。。。
と下を向いても仕方ないので、 心は快晴。明るくいきましょう!
今回は店舗併用住宅実例のご紹介です。
1F:お花屋さん+貸しテナント
2F,3F:住居
というお客様(K様)でした。
駅近くの商店街の中で、 お花屋さんをされていて、 老朽化をキッカケに建替を検討されました。
ポイントは
①土地が借地⁉️
②住宅ローンが使えない⁉️
③工事中の花屋の営業はどうするの?
①土地が借地⁉️
についてですが、 今回のK様のように土地を借りている方が今の家を建替ようとする場合、
貸主である地主さんの許可が必要になります。
コレがまた厄介でして。。。
地主の承諾料
場所にもよるんでしょうけど、
今回のK様は数百万円‼️
かかった
と記憶してます。
高っ!!
て感じですよね。
当時は私も入社1年目で右も左も分かっていませんでしたので、
素直に驚いたのを覚えています。
②住宅ローンが使えない⁉️
これも借地というのが1点あります。
住宅ローンを組むためには土地に抵当権を設定
(土地を担保にすること)
しなければなりませんからね。
地主さんが許可をしてくれるケースは少ないです。
地主さん側からみればそれはそうですよね。
だってもし、土地の借主が状況ローンを組んで
万が一返済ができない場合は、
担保にした自分の土地が差し押さえられてしまうんですから。
という事で、この住宅ローンが使えないという点が
一番大変だった思い出です。
結局どうしたかというと、
K様が花屋をされていて、日頃からお付き合いのあった
地方銀行さんに「事業用ローン」として借りることができました。
もちろん土地に抵当権は設定せずに。。。
お花屋さん+テナント収入が見込めたのも
ローンを借りられた大きな要素のひとつでしたね。
③工事中の花屋の営業はどうするの?
K様は今住んでいる家の建替でしたので、
工事中にどこで営業を続けるのかも問題点でした。
解決策はスーパーハウスでした。
近くの駐車場にスーパーハウスを置いて
仮店舗での営業を続けることができました。
ほったて小屋みたいなものですね。
こうしてK様と一緒に様々な問題を解決して、無事に
店舗併用住宅
が完成しました。
このK様は私が新入社員の時のお客様で
1棟目の契約のお客様でした。
ですのでひと際印象に残っています。
数ある建築会社の中から当社を選んで頂けたこと。
たくさんいる住宅営業の中から、選んで頂けたこと
10年以上経つ現在も快適にお過ごしいただいていること
この仕事の大きなやりがいのひとつですね。
本当に人ってご縁だなあと。
誰かと一緒に創り上げるというのは
それがいざ完成すると
感慨深いものですね。
K様とのことを思い出しながらブログを書いていたら、
心がスッキリ快晴になりました。
お後がよろしいようで。。。
最後までご覧いただきありがとうございます。